小学校高学年から中学生までの間に、
普通は「その人なりのクセ字」が完成するようになります。
きれいな字を書く練習をしないままこの年齢をすごすと、
ペンの持ち方から字の形・字の書き順までひどいことになる
場合があります。
習字は行った方がいいのですが、
問題は「塾や部活・クラブ活動などで忙しいこと」です。
幼児から小学校中学年までのときと違い、
この年頃からだんだんと自由な時間が短くなっていきます。
受験勉強の時期ならそれどころじゃないかもしれません。
それに反抗期もありますので
「字の練習なんて、恥ずかしい」という思いが
子供にもあるかもしれません。
ですから、
週に1日1枚でもいいからきれいに字を書く練習をする、
ことで妥協しましょう。
もちろん子供本人が習字を希望しているのなら、
ぜひ1日30分ぐらいは練習をさせてください。
心身と学力の成長が著しい年代ですから、
いい教材でしっかりと練習すれば
ひどいクセ字もグングン改善していきますよ。